古都鎌倉の古民家で和食を楽しむ夕べ ― その1

11月11日(土)に、古都鎌倉の築90年を数える古民家で、マッキーの「和食」を召し上がっていただくお食事会を開催いたしました。
場所はこちら、古民家スタジオ・イシワタリ https://ishiwatari.jimdo.com/
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自分の人生をデザインすることを楽しむ仲間たちが集まるこのイベント。
五感で楽しむ大人のための極上の文化体験というサブタイトルの通り、一日を通して様々な学びのある内容となっております。
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イシワタリさんでの出張シェフも、2回目になりました。
毎回、ご依頼に応じたテーマでお食事をご用意しております。
今回はデザイナーの友人より「和食」のお題をいただきました。
友人の夢は、古民家のオーナーになり、仲間が気軽に集まれる鎌倉の拠点を作ること。
ビジョンをより鮮明にイメージできるよう、定期的に古民家でのイベントを開催しています。

私がこの古民家イベントで大切にしていることは、3つあります。

1.古い中にも新しいものを


おそらく普段口にしない良いものを、何か1つ紹介しています。
前回は、インカベリー(食用ほおずき)を。
そして今回はこちら。山ぶどうを用意しました。
↓画像クリックで“ふるさと21”に遷移します。

山ぶどうには、ビタミンC、βカロテン、ビタミンE、ポリフェノール、鉄分などが豊富に含まれており、美容効果を期待できるのだとか。

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鎌倉という歴史のある土地で、新しい食材と出会う。
そんな小さな“something new!”が、皆さんの思い出になったらいいな、と考えています。

2.地のエネルギーを感じられるものを


自然は、私たちの身体に必要なものを、必要なときに与えてくれます。
その土地でその季節にとれたものを食べることで、地のエネルギーをたくさん取り込み、元気になってもらいたい。
今回は、腰越漁港の網元でもある 鎌倉魚市場さんが、まぐろと朝とれた新鮮なお魚をお造りにしてくださいました。
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中トロにヒラメ、地キンキ、かますなど、これで3千円(税別)とは驚きのモリモリ加減。
ハレの日には少しだけ鮮度の良いお魚を感謝していただくのもいいな、と私は思っています。

そしてお野菜は、色とりどりの鎌倉野菜を。
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ここ鎌倉には、カラフルでユニークなお野菜が揃っているのをご存知ですか。
鎌倉駅から徒歩2分にある「鎌倉市農協連即売所」は、昭和3年から続くヨーロッパ式のマルシェ。
http://potager-kamakura.com/access/
スーパーではなかな手に入らない鎌倉野菜をお土産にするのもおしゃれですね。

3.季節の食養生を意識して


空気が乾燥する秋は、乾いた邪気(燥邪)の影響を受けやすい季節。
肺に疲れがでやすい今の季節には、れんこん、大根、ゆり根など、白い野菜で肺を潤すといいのです。
今の季節は、やっぱり根菜をたくさん召し上がっていただきたいですね。

そして何より大切なのは、召し上がっていただく方のことを想って、心を込めて作ること。
さて、どんなお料理が出来上がるのか!続きは次回のお楽しみ。

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